囚人に睾丸を移植
スタンレー博士の人体実験
レオ・スタンレー博士は1913年から1951年にかけてカリフォルニア州立サン・クエンティン刑務所の所長を務めていた。この間、囚人に対して数々の人体実験を行っているが、特に悪名高いのが睾丸移植である。亡くなったばかりの囚人から睾丸を摘出し、それを生きている囚人に移植したのである。
動物の睾丸移植
それだけにとどまらず、スタンレー博士はさらに羊やヤギ、イノシシの睾丸まで移植を試みた。無論、どれも失敗に終わった。彼は優生学の実践者であり、この実験が老人を若返らせ、犯罪を抑制し、不適合者が子供を作ることを予防すると信じていた。このような実験は、非人道的かつ倫理的に問題があるものであった。